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神戸を代表する水の一つ、「宮水」とは

コラム六甲山2018年4月13日

「宮水」は、「六甲の天然水 マロッ」と同じく、六甲山系で育まれています。
神戸市から西宮市へかけての旧海岸地帯で、井戸に湧出し、酒造りに適した水として、古くから灘(なだ)の酒に用いられてきました。

そのはじまりは、天保年間(1830~1844)。

現櫻正宗の祖である、摂津国灘の6代目山邑(やまむら)太左衛門は、魚崎郷と西宮郷に酒蔵を持っていました。
西宮の酒の方が良酒であったことから、道具や杜氏(とうじ)を替えて研究。
その違いが「水」にあることをつきとめ、魚崎でも西宮の水で仕込みをしたところ、優れた酒が仕上がりました。

「宮水」は、酒造りに適した硬度を持つ、リン酸塩やカリウムが多く含まれた硬水。
豊富なミネラル分が発酵に必要な微生物の栄養となり、すっきりとした力強い酒になるそうです。

また神戸では古くから、コーヒーの名店でも用いられ、強すぎない硬度が、まろやかな味わいを生み出すと、広く親しまれています。

参考:講談社『灘の酒博物館』、『飲み物がわかる辞典』

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