梅雨時の衛生管理①キッチン周り
梅雨入りして、湿度が高い日が続いています。
食中毒の発生が増え始める時期でもあるので、衛生管理には気をつけたいもの。
食とダイレクトにつながる、キッチン周りは特に注意が必要です。
正しい管理法がマスターできれば、気になる菌の繁殖をストップできるでしょう。
キッチンの拭き取りが、意外とおろそかになりがちなのは調理中では。
割った卵の殻から白身、解凍した肉から汁がポタポタとたれるなど、卵や肉、魚など、キッチン周りには生もの汚れがつきもの。
肉汁などは水洗いしても落ちず、菌の繁殖原因にもなるので、使い捨てできるペーパータオルで拭き取るのが一番です。
調理中にまな板を水洗いしたときには、水気を拭き取れる布巾があると便利です。
調理台をこまめに拭く台布巾と、まな板や包丁を拭く専用の布巾を、用意しておくこともお忘れなく。
また、食器用のスポンジも、菌の繁殖の条件である栄養・水分・温度が揃いやすい、要注意アイテムです。
毎回使い終わるたびに、しっかりともみ洗いをし、かたく絞って水気を切ってください。
コンロまわりの油はね、油汚れは水洗いでは落ちません。
調理中こまめに拭かず、調理が終わってから、乾いたペーパータオルで拭けば、さっと拭き取りやすいです。
そして、調理道具専用には、小さめの洗いやすいサイズを選ぶのも大切なポイント。
食中毒予防のためにも、キッチン周りの衛生管理をいま一度見直してみましょう。