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六甲山系のみどりの歴史②

コラム六甲山2021年4月21日


 
 
六甲山系で植林がはじめられたのは明治35年(1902)のこと。
草木が育っていない砂漠のような山肌に、階段のような段々が切られ、土砂が流れないように積み石で固定して、マツをはじめヒノキ、スギ、カシ、シイ、ハゼ、カエデなどの苗木が植えられました。
 
六甲山系の植林は、山火事や戦争、集中豪雨、マツクイムシによる被害など、多くの苦難を乗り越えて、今日にいたっています。
 
約90年の年月をかけて、草木のない山から緑豊かな山に復元された六甲山系。
この緑の大部分はアカマツとコナラの林で、最高峰付近には、ブナとイヌブナ林、大龍寺、天上寺周辺には、スダジイとアカガシ林など自然に近い林も育っています。
 
六甲山系を中心に半径150kmの円を描くと、すっぽりと近畿地方が収まります。
近畿地方の中央に位置する六甲山系は、東西南北からの多くの生物の移動や分布拡大の経路にあたっているため、豊かな植生が育まれ、約1,700種の植物が確認されています。
 
ここでしか見られないアリマウマノスズクサやロッコウコツクバネ、姿を消しつつあるユリの仲間、絶滅に近いカキラン、スイラン、サギソウなどの湿地植物といった、貴重な植物が生育しています。
 
参考:国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所ホームページ

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