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水のことば  水かけ論

2018年5月17日

コラム

5-3-18

豊かな水に恵まれた日本をはじめ、世界各地で古くから、水にまつわる格言やことわざを残されています。

今回は、「水かけ論」(みずかけろん)を紹介します。

「水かけ論」とは、双方が互いに自説にこだわり、いつまでもたっても、結論に達しない議論のことを言います。

その由来は、水辺でお互いに水をかけあう子供の遊びから出た言葉で、水をかけられれば、かけて返すといった具合に、きりがないことを繰り返すというもの。

もう一つの説は、狂言の『水掛聟』(みずかけむこ)にまつわります。

隣り合わせの田んぼを持つ舅(しゅうと)と婿(むこ)が、互いに自分の田んぼに少しでも多くの水を引こうと、争うことからきているといわれています。

さらに、雨乞いの儀式が由来になっているという説もあります。

雨乞いの時に使う水は、山の神を祀っている山から汲んできました。
その水を樽の中に入れて、若者たちが2つに分かれて水をかけあう儀式がありました。
これが、勝負をつけてはダメな争いだったそうです。

「水かけ論」は聞かされている方がたまりませんが、語源とされる水かけは、これからの季節、ちょっとすっきりするかもしれませんね。