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もうひとつの雨の名前

2018年4月6日

コラム

4-1-18

おいしいお水の源となる雨。

日本の四季折々の美しい言葉を集めた『歳時記』に、ちょうどいまの季節、3月下旬から4月上旬に降り続く雨は、「菜種梅雨(なたねつゆ)」と記されています。

菜の花(別名:菜種)の咲く時期の雨であり、多彩な花を催す(咲かせる)という意味で、「催花雨(さいかう)」とも呼ばれています。
また、同じ発音の「菜花雨」(菜種の花の雨)から「菜種梅雨」になったという説もあります。

5月初旬は「たけのこ梅雨」、梅の実の熟すころには本格的な「梅雨」がやってきます。
春から夏にかけての雨は、植物の成長を促すことから、植物の名前が付けられているものが多いようです。

異常気象で、1日で寒暖差が10℃近くあったり、雨が続いたりしていますが、季節は確実に移り変わっています。

もう一つの雨の名前に風情を感じ、自然がもたらす恵みに感謝したいものです。