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水のことば  行雲流水

2018年1月25日

コラム

1-3-18

豊かな水に恵まれた日本をはじめ、世界各地で古くから残されている、水にまつわる格言やことわざを紹介します。

行雲流水(こううんりゅうすい)

雲や水には決まった形がなく、自然にまかせて様々に変化していきます。
一つの物事に執着せずに、物に対応して、事に従って自在に動くことのたとえであり、
物事にとらわれず、平静な心で自然のままに生きることの素晴らしさを物語っています。

覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)

一度してしまったことは、取り返しがつかない、というたとえで広く知られているのではないでしょうか。
中国は漢の、朱買臣の妻は夫に愛想をつかして去っていきましたが、朱が出世すると、復縁を求めてやって来ました。その時、朱は盆(水鉢)に入った水を地にこぼし、これをもとに戻せたら願いを聞いてやろうと応じて、復縁を断ったという故事(出:朱買臣伝)に基づいたものです。

水喧嘩は雨で直る(みずげんかはあめでなおる)

かつては、日照りで苦しむ農民の水争いに深刻なものがありましたが、それも雨が降れば自然と仲良くなったとか。原因がなくなれば、ケンカをしないで、仲良くできるというたとえです。

現在は治水の技術が進み、砂漠でも植物を育てることができるようになりました。
いずれにせよ、水の恵みには感謝しかないですね。